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不妊治療

2024.04.12

お酒を飲む方の妊活

4月に入り新年度のスタートですね。
暖かい日が続くようになって、気持ちも明るく前向きな気持ちになってきますね。
新年度のスタートで、歓送迎会などやお花見や外での食事の機会に飲み会など増えてませんか?
妊活をしている方は、
『あまりお酒を飲まないようにしている』という方もいますよね。
確かに、飲酒は少量であれば問題がないのですが、たくさん飲まれる方は注意です。
ストックホルムでの研究調査では、1日に2杯以上飲む方は1日1杯以下の方に比べて妊娠率は低くなるというデーターも出ています。約0.64倍です。

やはり、妊活をしておられる方は多少お酒を控えることも大事ですね。

もし、どうしても飲まなくてはいけない場合
次のことに気を付けてみるのもいいでしょう。

①飲む前におつまみを食べてから飲む

 空腹時アルコールを入れてしまうと血糖値が上がりやすくなってしまいます。
 血糖値が急激に上がると、ホルモンの材料となるコルチゾールが使われてしま います。なるべく胃に何か入れてからがおすすめです。


②早めの時間に飲む

 アルコールを摂取して眠くなる方もいるかと思いますが、アルコールは眠りを浅くしてしまいます。睡眠の質をよくするためにも、早めの飲酒を


③妊娠の可能性がある時期は控える

 妊娠の可能性がある時期に飲酒をすると、赤ちゃんへの影響があることも。
 赤ちゃんの学習能力や、記憶障害、低身長や低体重など発育障害の影響がでてくる場合があります。
 妊娠が分かった場合は直ぐに禁酒することが大事ですね。

赤ちゃんを授かることは、奇跡にも近いといわれます。
ぜひ妊活を頑張っておられる方は、一度自分の体を見直してみるのもよいですね。

おひとりで悩まずにご相談ください。