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不妊治療

2022.08.01

むくみが妊娠に影響する!?

むくみとは?


みなさん夕方近くになると
「あぁ足がパンパン」  むくんでるなぁ…
と感じた事はないですか?

なぜか夕方になると頭痛がするなとかないですか?


体は心臓がポンプの働きをすることで、体内に流れる栄養や水分を血液に乗せて運んでくれます。
しかし、その働きがうまくいかなくなると血液中の水分が血管やリンパ管の外にはみ出して、皮膚の下にたまり流れが悪い状態になっている事をむくみと言います。

心臓の他にも大事なポンプの役割をしてくれる場所があります。
それは  足の筋肉です 得にふくらはぎが大事な役割をしてくれています。

血液は心臓から動脈を通って足まで送られ、静脈を通って心臓へと戻ります。
その時に、人の体の一番下にある下肢へ流れた時に足の筋肉が血液を戻す役割をしてくれるわけです。
ですが、長時間座りっぱなしや立ちっぱなしになると筋肉が上手に使われていないのでポンプの作用が働かずむくみの原因につながってしまいます。

むくみの原因


◎座りっぱなし立ちっぱなしで長時間同じ姿勢でいること
筋肉がポンプの作用をしてくれない、重力で血液がしたにさがってしまうのでむくんでしまいます。

◎塩分の摂りすぎ
塩分を摂りすぎることにより血液中に水分が増えてしまい、それより余分な水分がたまり細胞の浸透現象で水が染み出てしまうのでむくみを起こします。

◎冷え、血行不良
冷えは、血流が悪くなっている状態です。筋肉の疲れやストレスなどによる筋肉の緊張が血行不良を起こしむくんでしますます。
特にストレスによる冷えは一気に体を冷やしてしまうといわれています。それが一時的な物ならいいのですが、慢性的になると常に冷えた状態になり血行不良を起こしむくみとなり、それが脂肪となって太る原因ともなります。

◎運動不足を含む新陳代謝の低下
筋力の低下により、特にふくらはぎの筋力が低下すると心臓に血液を戻す大切な役割ができずむくんでしまいます。また、運動不足による基礎代謝の低下は新陳代謝が悪くなり太りやすくなってしまいます。

◎ビタミン、ミネラル、タンパク質不足
カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB1、タンパク質が不足するとむくみが出やすくなってしまいます。
マグネシウムの多い食品、豆腐や納豆がおススメです。

◎病気や薬の影響
心臓の動きが低下している場合、腎臓病等の薬の影響などでむくむ場合があります。
特に妊活をしている方高温期になると水分を溜め込もうとするプロゲステロンの働きが活発になるため、むくみやすくなります。
その時に高温期を安定させる薬等を使っている場合、特にむくみが気になるかもしれません。適度な運動をおススメします。


夏場は暑く外に出てのウォーキング等は熱中症の恐れがあるので、そんな時には家の中でできるようなスクワットやラウンジなど良いかもしれませんね。